中学英語の文法全項目の「図」の詳細編です。助動詞とSVC文型についてです。各文法項目の例文(和訳付き)、英文見える化チャートによる図解、音声が利用できます。
英文見える化チャートは、英語の「意味理解」を視覚的にサポートするツールです。習得を促進する音声付きです。音読活動などで活用することで英語を身に着けるのを支援します。
重要文法や、語句の使い方についてのポイント解説付きなので、定期テスト対策として、単語の意味・用法や、文法・文構造の確認にも使えます。
なお英語のみの音声も利用できるので、リスニングやシャドウイングなどでもお使いいただけます。
このページの学習リソースを活用することで、英語学習をより効果的で楽しいものにしてください。
音声リスト
※ バックグラウンド再生もできます
以下の各パート内の音声は速度調整や個別にループ再生もできます
助動詞 – can –
例文・和訳・解説
お目当ての選手についてマネージャーと話しています。
Y: あなた、S: マネージャー
Y: She can swim fast.
彼女は速く泳ぐことができます。
◆ 助動詞 can < can + 動詞の原形>
{能力・可能} ~することができる {許可} ~してもよい {依頼} ~してくれますか {可能性} ~することがあり得る
S: But she can’t play the piano.
でも彼女はピアノを演奏することができません。
◆ 助動詞の否定文 <助動詞の後にnot を置く>
※ can’t: can notの短縮形 cannot と書いてもOK
※ the + 単数名詞: {その種類の人・物に全般的に言及する時} … (というもの(普通は訳さない)) 動物、発明、楽器などでよく使われる The tiger is a dangerous animal.(トラは危険な動物だ)
Y: Can she dance well?
彼女は上手にダンスをすることができますか。
◆ 助動詞の疑問文 <主語と助動詞の順序を入れ替える>
S: Yes, she can.
はい、彼女はできます。
Y: Can I talk to the coach?
コーチと話してもよいですか。
※ Can I ~?: {許可を求める} ~してもよいですか
S: Sure. No problem.
もちろんです。 問題ありません。
S: You can use my phone.
あなたは私の電話を使ってもよいです。
※ can: {許可} ~してもよい
Y: Can you open the door?
そのドアをあけてくれますか。
※ Can you ~?: {依頼} ~してくれますか
S: Uh. All right.
ええと。 いいですよ。
※ uh: {次に言うことを考えている時に} ええと
※ all right: {依頼・提案に了解し} いいですよ
S: Hey, you can’t go in.
ちょっと、あなたは中へ入ってはいけません。
※ can’t: {不許可・禁止} ~してはいけない
※ hey: {人の注意をひこうとする時に} ちょっと、ねえ
音声(英語/習得用)
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英文見える化チャート 1/2
英文見える化チャート 2/2
助動詞 – must など –
例文・和訳・解説
Y: あなた、C: 水泳部コーチ
C: You must take off your shoes.
あなたは靴をぬがないといけません。
◆ 助動詞 must < must + 動詞の原形>
{義務*} ~しなければならない * 話し手の主観、ルール・法律 {確信} ~に違いない
※ | take off | ~: ~を脱ぐ
= take ~ off → ~が代名詞の場合はこの形のみ
C: You must not run around the pool.
プールのまわりで走ってはいけません。
◆ 助動詞 must の否定文 < must not + 動詞の原形>
{禁止} ~してはならない
* not は後ろの動詞を否定 (~しない) それが must(義務)
※ mustn’t: must not の短縮形
※ around [ ]: [場所/人/物] のまわりに; の辺り・近くに
Y: I have to find a new drama club member right away.
私はすぐに新しい演劇部員を見つける必要があります。
◆ have to < have to + 動詞の原形> /hæftu/
{義務*} ~しなければならない * 客観的な必要性
※ 主語が三単現なら < has to + 動詞の原形> /hæstu/
※ right away: すぐに
※ right: ☐正しい you’re right/ ☐厳密に・完全に right here、 ☒すぐに right after the news
※ away: ☐{去る、離れている状態} 離れて go away、 ☒{イベントまでの期間} 後に a week away
C: You don’t have to find anyone anymore.
あなたはもうだれも見つける必要はありません。
◆ have to の否定文 <don’t have to + 動詞の原形>
{不必要} ~しなくてよい
* not は後ろの have to ~ (義務)を否定
※ 主語が三単現なら < doesn’t have to + 動詞の原形>
※ anyone: {否定文で} だれも~ない {疑問文で} だれか
参考)someone: {肯定文で} だれか
C: You should join the swimming club.
あなたは水泳部に加わるべきです。
◆ 助動詞 should < should + 動詞の原形>
{正しく望ましいこと・助言} ~すべきだ、~するのがよい {推量} ~のはずだ
Y: Why should I swim?
なぜ私は泳ぐべきなのですか。
C: Because you are good at moving around the pool.
あなたはプールのまわりで動くのが上手だからです。
※ because ~: {理由を表す} ~だから {接続}編参照
※ at [ ]: [評価対象の活動・テーマ] において good at dancing:ダンスが上手い
※ moving: “…ing” で「…すること」の意味に {動名詞}編参照
Y: Sorry. I shouldn’t leave the drama club.
すみません。私は演劇部を去るべきではありません。
※ sorry: ☒{提案を断る・同意しない時など} すみません; ☐{他人に悪いことをしてしまった後悔を表現して} すまないと思って; ☐{起きた不幸への同情、悲しみを表現して} 気の毒で、残念に思って
Y: May I leave now?
私は今、失礼してもよいですか。
◆ 助動詞 may < may + 動詞の原形>
{許可} ~してもよい {推量} ~かもしれない
※ May I ~?
{ていねいに許可を求める} ~してもよいですか
Can I ~? よりもていねい
C: Yes, you may.
はい。よろしいです。
C: Shall I take you to the door?
あなたをドアまでお送りしましょうか。
◆ 助動詞 shall < shall + 動詞の原形>
{Shall I/we ~? で申し出/提案} ~しましょうか/しませんか
Y: Thank you.
ありがとうございます。
音声(英語/習得用)
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英語のみ | |
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英⇒日を区切りごと |
英文見える化チャート 1/3
英文見える化チャート 2/3
英文見える化チャート 3/3
補語をとる動詞(SVC文型)
例文・和訳・解説
辞めた水泳部のことなどを何やら部長と話しています。
P: 部長、S:元水泳部員
P: You look nice in this jacket.
あなたはこのジャケットを着てすてきに見えます。
◆ 補語をとる動詞(SVC文型) <主語 + 動詞 + 補語> 「主語 = 補語」
※ 動詞は be動詞か、look/sound などの一般動詞
※ 主語に応じた動詞の形や疑問文などの作り方は be動詞/一般動詞編の通り
◆ < look + 形容詞> 「~に見える」
※ in [ ]: {状態} [服など] を着用して
S: Thank you. You are very kind.
ありがとうございます。あなたはとても親切です。
◆ < be動詞+ 名詞/形容詞> 「~である」
S: I want to become a pianist someday.
私はいつかピアニストになりたいです。
◆ < become + 名詞/形容詞> 「~になる」
※ want to become: ~になりたい ①か②で理解
① < want to + 動詞の原形> 「~したい」
wanna: {くだけた会話などで} want to の短縮形
② to become(になること) それをwant(望む)
※ 不定詞 < to + 動詞の原形> 「~すること」
P: That sounds great.
それはすばらしく聞こえます。→ それはすばらしいですね。
※ that: ☒{既に言及された人、物、考えなどを指して} それ; ☐{自分から遠くにいる人、物を指して} あちら、あれ
◆ < sound + 形容詞> 「~に聞こえる」
※ look/sound など一般動詞で、主語が三人称単数なら
<動詞に”s”か”es”をつける>
S: Do I look tired?
私は疲れて見えますか。
※ look/sound など一般動詞の疑問文
< do/does を主語の前に置き動詞は原形>
P: Well, yes, you do.
ええと、はい、あなたはそう見えます。
※ well: ☒{間をおく時に} そうですね、ええと; ☐{言うことを強調する時に} さて
P: Are you tired?
あなたは疲れていますか。
S: No, I’m not.
いいえ、私は疲れていません。
S: I just feel sorry for the swimming club.
私はただ水泳部が気の毒だと感じているだけです。
◆ < feel + 形容詞> 「~に感じる」
※ sorry: ☐{他人に悪いことをしてしまった後悔を表現して} すまないと思って; ☒{起きた不幸への同情、悲しみを表現して} 気の毒で、残念に思って
※ be/feel sorry for ~(人): {~に悪いことが起きて} ~を気の毒に思う、に同情する
※ for [ ]: [(主張などが)向けられた対象] に対して、にとって ☆ 方向 ~のため
二人の様子を見ていたあなたは、近くの部員に話しかけます。
Y:あなた
Y: She looks like a real musician.
彼女は本物の音楽家のように見えます。
◆ < look + like + 名詞> 「名詞のように見える」
sound, feel などでも同様に使える
※ like [ ]: [人・物・事] のような
Y: But she doesn’t look happy.
でも彼女はうれしそうに見えません。
Y: Does she feel sorry for the swimming club?
彼女は水泳部をかわいそうに感じているのでしょうか。
音声(英語/習得用)
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