中学英語 文法一覧
基礎編(修飾など2)

中学英語の文法全項目の「図」の詳細編です。助動詞とSVC文型についてです。各文法項目の例文(和訳付き)、英文見える化チャートによる図解、音声が利用できます。
英文見える化チャートは、英語の「意味理解」を視覚的にサポートするツールです。習得を促進する音声付きです。音読活動などで活用することで英語を身に着けるのを支援します。
重要文法や、語句の使い方についてのポイント解説付きなので、定期テスト対策として、単語の意味・用法や、文法・文構造の確認にも使えます。
なお英語のみの音声も利用できるので、リスニングやシャドウイングなどでもお使いいただけます。
このページの学習リソースを活用することで、英語学習をより効果的で楽しいものにしてください。

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音声リスト

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以下の各パート内の音声は速度調整や個別にループ再生もできます

助動詞 – can –

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例文・和訳・解説

演劇部へのスカウト活動で、あなたは水泳部へ。
お目当ての選手についてマネージャーと話しています。
Y: あなた、S: マネージャー
Y: She can swim fast.

彼女は速く泳ぐことができます。

◆ 助動詞 can < can + 動詞の原形>
{能力・可能} ~することができる {許可} ~してもよい {依頼} ~してくれますか {可能性} ~することがあり得る

S: But she can’t play the piano.

でも彼女はピアノを演奏することができません。

◆ 助動詞の否定文 <助動詞の後にnot を置く>

※ can’t: can notの短縮形  cannot と書いてもOK

※ the + 単数名詞: {その種類の人・物に全般的に言及する時} … (というもの(普通は訳さない)) 動物、発明、楽器などでよく使われる The tiger is a dangerous animal.(トラは危険な動物だ)

Y: Can she dance well?

彼女は上手にダンスをすることができますか。

◆ 助動詞の疑問文 <主語と助動詞の順序を入れ替える>

S: Yes, she can.

はい、彼女はできます。

Y: Can I talk to the coach?

コーチと話してもよいですか。

※ Can I ~?: {許可を求める} ~してもよいですか

S: Sure. No problem.

もちろんです。 問題ありません。

S: You can use my phone.

あなたは私の電話を使ってもよいです。

※ can: {許可} ~してもよい

Y: Can you open the door?

そのドアをあけてくれますか。

※ Can you ~?: {依頼} ~してくれますか

S: Uh. All right.

ええと。 いいですよ。

※ uh: {次に言うことを考えている時に} ええと

※ all right: {依頼・提案に了解し} いいですよ

S: Hey, you can’t go in.

ちょっと、あなたは中へ入ってはいけません。

※ can’t: {不許可・禁止} ~してはいけない

※ hey: {人の注意をひこうとする時に} ちょっと、ねえ

音声(英語/習得用)

♪ 個別ループ再生・速度調整用:
英語のみ
英⇒日を区切りごと

英文見える化チャート 1/2

Illustrations for "Modal Verbs: Can" in "English Grammar Intuitive" Modification

英文見える化チャート 2/2

Illustrations for "Modal Verbs: Can" in "English Grammar Intuitive" Modification

助動詞 – must など –

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例文・和訳・解説

スカウトの期限が迫り焦っているあなたは、水泳部のコーチを説得しようと駆け寄ります。
Y: あなた、C: 水泳部コーチ
C: You must take off your shoes.

あなたは靴をぬがないといけません。

◆ 助動詞 must < must + 動詞の原形>
{義務*} ~しなければならない * 話し手の主観、ルール・法律 {確信} ~に違いない

※ | take off | ~: ~を脱ぐ
= take ~ off → ~が代名詞の場合はこの形のみ

C: You must not run around the pool.

プールのまわりで走ってはいけません。

◆ 助動詞 must の否定文 < must not + 動詞の原形>
{禁止} ~してはならない
* not は後ろの動詞を否定 (~しない) それが must(義務)

※ mustn’t: must not の短縮形

※ around [ ]: [場所/人/物] のまわりに; の辺り・近くに

Y: I have to find a new drama club member right away.

私はすぐに新しい演劇部員を見つける必要があります。

◆ have to < have to + 動詞の原形> /hæftu/
{義務*} ~しなければならない * 客観的な必要性

※ 主語が三単現なら < has to + 動詞の原形> /hæstu/

※ right away: すぐに

※ right: 正しい you’re right/ 厳密に・完全に right here、 すぐに right after the news

※ away: {去る、離れている状態} 離れて go away、  {イベントまでの期間} 後に a week away

C: You don’t have to find anyone anymore.

あなたはもうだれも見つける必要はありません。

◆ have to の否定文 <don’t have to + 動詞の原形>
{不必要} ~しなくてよい
* not は後ろの have to ~ (義務)を否定

※ 主語が三単現なら < doesn’t have to + 動詞の原形>

※ anyone: {否定文で} だれも~ない {疑問文で} だれか
参考)someone: {肯定文で} だれか

C: You should join the swimming club.

あなたは水泳部に加わるべきです。

◆ 助動詞 should < should + 動詞の原形>
 {正しく望ましいこと・助言} ~すべきだ、~するのがよい {推量} ~のはずだ

Y: Why should I swim?

なぜ私は泳ぐべきなのですか。

C: Because you are good at moving around the pool.

あなたはプールのまわりで動くのが上手だからです。

※ because ~: {理由を表す} ~だから {接続}編参照

※ at [ ]: [評価対象の活動・テーマ] において good at dancing:ダンスが上手い

※ moving: “…ing” で「…すること」の意味に {動名詞}編参照

Y: Sorry. I shouldn’t leave the drama club.

すみません。私は演劇部を去るべきではありません。

※ sorry: {提案を断る・同意しない時など} すみません; {他人に悪いことをしてしまった後悔を表現して} すまないと思って; {起きた不幸への同情、悲しみを表現して} 気の毒で、残念に思って

Y: May I leave now?

私は今、失礼してもよいですか。

◆ 助動詞 may < may + 動詞の原形>
 {許可} ~してもよい {推量} ~かもしれない

※ May I ~?
 {ていねいに許可を求める} ~してもよいですか
 Can I ~? よりもていねい

C: Yes, you may.

はい。よろしいです。

C: Shall I take you to the door?

あなたをドアまでお送りしましょうか。

◆ 助動詞 shall < shall + 動詞の原形>
 {Shall I/we ~? で申し出/提案} ~しましょうか/しませんか

Y: Thank you.

ありがとうございます。

音声(英語/習得用)

♪ 個別ループ再生・速度調整用:
英語のみ
英⇒日を区切りごと

英文見える化チャート 1/3

Illustrations for "Modal Verbs: Must etc." in "English Grammar Intuitive" Modification

英文見える化チャート 2/3

Illustrations for "Modal Verbs: Must etc." in "English Grammar Intuitive" Modification

英文見える化チャート 3/3

Illustrations for "Modal Verbs: Must etc." in "English Grammar Intuitive" Modification

補語をとる動詞(SVC文型)

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例文・和訳・解説

演劇部に新たな部員が加わったようです。
辞めた水泳部のことなどを何やら部長と話しています。
P: 部長、S:元水泳部員
P: You look nice in this jacket.

あなたはこのジャケットを着てすてきに見えます。

◆ 補語をとる動詞(SVC文型) <主語 + 動詞 + 補語> 「主語 = 補語」

※ 動詞は be動詞か、look/sound などの一般動詞

※ 主語に応じた動詞の形や疑問文などの作り方は be動詞/一般動詞編の通り

◆ < look + 形容詞> 「~に見える

※ in [ ]: {状態} [服など] を着用して

S: Thank you. You are very kind.

ありがとうございます。あなたはとても親切です。

◆ < be動詞+ 名詞/形容詞> 「~である

S: I want to become a pianist someday.

私はいつかピアニストになりたいです。

◆ < become + 名詞/形容詞> 「~になる

※ want to become: ~になりたい ①か②で理解
① < want to + 動詞の原形> 「~したい」
wanna: {くだけた会話などで} want to の短縮形
② to become(になること) それをwant(望む)

※ 不定詞 < to + 動詞の原形> 「~すること」

P: That sounds great.

それはすばらしく聞こえます。→ それはすばらしいですね。

※ that: {既に言及された人、物、考えなどを指して} それ;  {自分から遠くにいる人、物を指して} あちら、あれ

◆ < sound + 形容詞> 「~に聞こえる

※ look/sound など一般動詞で、主語が三人称単数なら
<動詞に”s”か”es”をつける>

S: Do I look tired?

私は疲れて見えますか。

※ look/sound など一般動詞の疑問文
< do/does を主語の前に置き動詞は原形>

P: Well, yes, you do.

ええと、はい、あなたはそう見えます。

※ well: {間をおく時に} そうですね、ええと; {言うことを強調する時に} さて

P: Are you tired?

あなたは疲れていますか。

S: No, I’m not.

いいえ、私は疲れていません。

S: I just feel sorry for the swimming club.

私はただ水泳部が気の毒だと感じているだけです。

◆ < feel + 形容詞> 「~に感じる

※ sorry: {他人に悪いことをしてしまった後悔を表現して} すまないと思って; {起きた不幸への同情、悲しみを表現して} 気の毒で、残念に思って

※ be/feel sorry for ~(人): {~に悪いことが起きて} ~を気の毒に思う、に同情する

※ for [ ]: [(主張などが)向けられた対象] に対して、にとって ☆ 方向 ~のため

二人の様子を見ていたあなたは、近くの部員に話しかけます。
Y:あなた

Y: She looks like a real musician.

彼女は本物の音楽家のように見えます。

◆ < look + like + 名詞> 「名詞のように見える」
 sound, feel などでも同様に使える

※ like [ ]: [人・物・事] のような

Y: But she doesn’t look happy.

でも彼女はうれしそうに見えません。

Y: Does she feel sorry for the swimming club?

彼女は水泳部をかわいそうに感じているのでしょうか。

音声(英語/習得用)

♪ 個別ループ再生・速度調整用:
英語のみ
英⇒日を区切りごと

英文見える化チャート 1/3

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英文見える化チャート 2/3

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英文見える化チャート 3/3

Illustrations for "SVC Types" in "English Grammar Intuitive" Modification