中学英語の文法全項目の「図」の詳細編です。There is/are の文、感嘆文と選択疑問文についてです。各文法項目の例文(和訳付き)、英文見える化チャートによる図解、音声が利用できます。
英文見える化チャートは、英語の「意味理解」を視覚的にサポートするツールです。習得を促進する音声付きです。音読活動などで活用することで英語を身に着けるのを支援します。
重要文法や、語句の使い方についてのポイント解説付きなので、定期テスト対策として、単語の意味・用法や、文法・文構造の確認にも使えます。
なお英語のみの音声も利用できるので、リスニングやシャドウイングなどでもお使いいただけます。
このページの学習リソースを活用することで、英語学習をより効果的で楽しいものにしてください。
音声リスト
※ バックグラウンド再生もできます
以下の各パート内の音声は速度調整や個別にループ再生もできます
There is/are の文
例文・和訳・解説
Y: あなた、S: 同級生
S: There is an old tree in front of my house.
私の家の前に古い木があります。
◆ There is/are の文 < There + be動詞 + 主語>
{未特定のもの(人を含む)の存在を話題に出す時}「主語がある・いる」 主語が単数なら is、複数なら are を使う
※ in front of ~: ~の前に・で
Y: Is there a nice shade under it?
その下にいい木陰はありますか。
◆ There is/are の文の疑問文
< there とbe動詞の順序を入れ替える>
S: Yes, there is.
はい、あります。
S: But there are no benches or tables.
でもベンチやテーブルはありません。
※ no ~: 1つも/少しも~ない、ゼロの~
~が可算ならふつう複数形にし複数扱い(本来1つの想定なら単数形で単数扱い There is no bed in my room.)
~は不可算もOK There was no water in the cup.
※ A or B: AやB; AまたはB
※ no A or B: ゼロのAやB *no はAorB全体にかかる
S: We sometimes have local events around the tree.
私たちは時々その木の周辺で地域のイベントをします。
S: So, there’s not any outdoor furniture.
なので屋外の家具はありません。
◆ There is/are の文の否定文
< be動詞の後に not を置く>
S: There was a dance festival there last Saturday.
前の土曜日にそこでダンスフェスティバルがありました。
※ … there last Saturday: 前の土曜にそこで
※ There is/are の there に「そこに・で」の意味はない
Y: How many people were there at the festival?
フェスティバルには何人の人々がいましたか。
S: There weren’t many people because of the rain.
雨のせいで、多くの人々がいたわけではありません。
※ because of ~: {理由を表して} ~のために
音声(英語/習得用)
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英⇒日を区切りごと |
英文見える化チャート 1/2
英文見える化チャート 2/2
感嘆文
例文・和訳・解説
Y: あなた、S: 同級生、P:部長、A:副部長
Y: What a nice tree!
なんてすてきな木でしょう!
◆ 感嘆文 < What +名詞句+(主語+動詞)+ ! >
「なんて~だろう!」
P: Right. This is a very nice tree.
その通り。これはとてもすてきな木です。
S: Thank you. It turns golden in fall.
ありがとう。それは秋には金色のように変化します。
※ < turn + 形容詞> 「~に変化する」 {SVC文型}編参照
Y: How interesting!
なんて興味深いのでしょう!
◆ 感嘆文 < How +形容詞か副詞+(主語+動詞)+ ! >
「なんて~だろう!」
A: Yes. That’s very interesting.
そうです。そのことはとても興味深いです。
※ that: {既に言及された人、物、考えなどを指して} それ;
{自分から遠くにいる人、物を指して} あちら、あれ
Y: How beautiful these flowers are!
これらの花はなんて美しいのでしょう!
P: Right. These flowers are very beautiful.
その通り。これらの花はとても美しいです。
Y: Look over there.
あそこを見てください。
※ over: 反対側で、反対側へ She is over there.
Y: There is a horse by the fence.
フェンスのそばに馬がいます。
S: He is my horse, Romeo.
彼は私の馬のロミオです。
※ A, B: A 、すなわち B {言換え、同格}
S: Here is a picture of him.
ここに彼の写真があります。
※ here is/are ~: 人に何かを見せる時の表現
主語や動詞などの位置が入れ替わっている文(倒置)
※ of [ ]: [主題] の、についての news of the war ☆ 追加説明 ~の
Y: What big eyes he has!
彼はなんて大きな目をしているのでしょう!
A: Yes. he has very big eyes.
そうです。彼はとても大きな目をしています。
Y: Now, he is running.
今、彼は走っています。
Y: How fast he runs!
彼はなんて速く走るのでしょう!
音声(英語/習得用)
♪ 個別ループ再生・速度調整用: | |
英語のみ | |
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英⇒日を区切りごと |
英文見える化チャート 1/3
英文見える化チャート 2/3
英文見える化チャート 3/3
選択疑問文
例文・和訳・解説
P:部長、A:副部長、S:店員
P: How attractive this ice cream stand is!
このアイスクリーム屋はなんて魅力的なんでしょう!
A: Is that good or bad for your health?
そのことはあなたの健康に良い、それとも悪いですか。
◆ 選択疑問文 < A or B? >
「Aか、それともBか」
イントネーションは A(⤴) or B(⤵)
P: Definitely good for my mood.
私の気分には間違いなく良いです。
P: Hello. I would like a strawberry ice cream.
こんにちは。私はストロベリーアイスをいただきたいです。
※ would like ~: ~を望むのですが wantの丁寧な言い方
※ would: 依頼、申し出、願望を丁寧に伝える時に使う
S: Do you want it in a cup or a cone?
あなたはそれをカップ、それともコーンの中にほしいですか。
P: A cone, please.
コーンでお願いします。
S: Which do you prefer, a cake cone or a waffle cone?
どちらをあなたはより好みますか、普通のコーン、それともワッフルコーン。
◆ 選択疑問文 < Which … + , + A or B? >
「どちらが … か、Aか、それともBか」
P: A waffle cone.
ワッフルコーンです。
S: Which size would you like, small, medium, or large?
どちらのサイズがあなたはよろしいですか、小、中、それとも大ですか。
◆ < Which + 名詞> 「どちらの…」
※ 選択肢が3つ以上の場合 < A, B, or C >
イントネーションは最後のみ下げる A(⤴), B(⤴), or C(⤵)
P: Large, please. Also, could you help me?
大をお願いします。それと、私を手助けしていただけますか。
※ Could you ~?
{ていねいに依頼する} ~してくださいませんか。
Can you ~? よりもていねい
※ 助動詞 could: can の過去形
P: Which bus goes to the stadium?
どのバスが競技場へ行きますか。
◆ 疑問詞が主語の文 <疑問詞+動詞 … ? >
主語を疑問詞に置きかえる
S: You should take that one.
あなたはあのバスに乗るべきです。
※ 助動詞 should < should + 動詞の原形>
{正しく望ましいこと・助言} ~すべきだ、~するのがよい
※ one: {前に出た語(単数)を表す(繰り返しを避ける)}
音声(英語/習得用)
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英語のみ | |
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英⇒日を区切りごと |