英語学習を米英文化から切離す?
何のため?
わけがわかりません!
という反応がありそうな一方で、
以外と面白そう、そんな風に感じる方もいらっしゃると思います。

筆者が英語学習に興味を持ち、学習し続けられたのは、特に洋楽や映画を入口にして米英の文化に興味を持てたからだと思います。
しかしながら!
筆者の周りには、差別意識は全くないけれども、西欧人同士の会話や映像となっただけで、甘い恋愛だろうが、軽快な音楽だろうが、全く興味がなくなってしまう人間も一定数います。

そして実は、英語を習得した日本人がコミュニケーションをとる相手の多くは、米英出身ではありません。中国、台湾、韓国、インドなどのアジア出身者が多いです。
これは筆者の単なる実感ですが、物理的な近さ・関わり度など論理で考えると自然なことです。
また各種のデータによる状況証拠もあります。
例えば、訪日外客数の国別内訳(2022年)を見ると、78%がアジアから*です。

* 訪日外客数統計より筆者計算

出典:日本政府観光局(JNTO) https://www.jnto.go.jp/statistics/data/visitors-statistics/

ですので極論を言うと、米英文化は全く学ばず、つまり完全に切離して、言語としての英語を習得し使い続けるという選択肢もありです。
米英文化が出てくると興味がなくなってしまう方には、そのような習得、活用をおすすめします。

そのための具体的な学び方(媒体など)を、以下に考えます。

具体的な方法

1.日本の音楽や映画などの英語吹替え版

日本人などが日本市場など向けに作り、演奏・出演しているもの。
つまり娯楽として本当に楽しめて、何度も鑑賞したくなるもの。
かつ、もちろん言語は英語。

となるとやはり英語吹替え版にいきついてしまいます。

いい例が、日本マンガの英訳版(一例ではドラゴンボール)です。

日本のマンガの英語吹替え版の例

Dragon Ball Z, Vol. 1 (VIZBIG Edition) Paperback – Illustrated

Amazon.comへのリンク

更に!
既に内容がわかっているものは、特におすすめです。
印象に残っているフレーズを英語で暗唱してみたり。
新たな単語の習得もやりやすくなります。

2.英語圏発祥の技術

米英文化とは切離して学べるが、英語圏発祥なので英語で学ぶのが自然なもの。
CLIL(Contents Language Integrated Learning)の一形態ですね。

いい例が、株式投資、債券投資です。
プログラミングもいいと思います。

日本だとそのような教室やセミナーを探すのは、若干難しいかもしれませんが。

3.英語圏発祥のスポーツ

これは言うは易く行うは難しかもしれません。
皆が英語を使う環境を作る(そのようなチームを作る)のは、日本ではちょっと難しいのかもしれません。

まとめ

以上、アイデアを綴ってきました。
とりかかるのが簡単な順に並べています。
ためしてみる価値はあると思います。